大好きな絵本「じごくのそうべい」の一場面。
主人公が三途の川を渡って閻魔さまの前で、極楽へ行くか地獄に行くか言い渡される場面です。
浄玻璃(じょうはり)の鏡に今までやった悪いコトが全部写ってしまうのですヨ〜。
この絵本は上方落語「地獄八景」をもとに書かれた田島征彦さんの作品。
全編上方言葉で昔の大阪弁。
とは言えワタシは関西人ですので、読むのは上手ですヨ(笑)
特にこの絵本は大きなスクリーンに映して読む「絵本劇場」と呼んでいたイベントの弁士をしたコトがあるので得意です。
コワイイメージの地獄を面白おかしく主人公がクリアーしていくトコロが子供達にも人気です。
ちなみに今の連続テレビ小説「あさが来た」も上方言葉。
今では「ナンデダス?」とは言いませんヨネ。
でも母方の祖母は大阪生まれの大阪育ち「そうダスナ〜」ってよく言っていたのを思い出します。
出演の役者さんたちも「うぅ〜ん?」と思うイントネーションがありますネ。
で、大番頭の雁助さんの俳優さんと近藤正臣さんが一番上手で聞いていて気持ちイイ。
雁助さん、四国に行ってしまわれて残念です…ウメかわいそうでした。
“上方言葉” へのコメント
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田島兄弟の作品はユーモアがあり
絵に迫力があって私もファンで
あります。
本場の関西弁で読んでもらえたら
子供たちも楽しいでしょうなぁ。
私も声出して読んでみよかな。笑
雁助さんの話の間と雰囲気大好きです!なんだす、なんだす、
なんでだす、て言ってたら日が暮れる、とか、もうなんでなんではやめとくなはれ、とか最高な返しやったなぁ。勝手口からひっそりと去る
場面に朝から涙出ました。
私はだんぜん五代様より雁助さんらだす。
えりさんも田島ご兄弟の作品お好きなんですネ〜。
征三さんも「ちからたろう」や「花じんま」とか力強い筆遣いが好きです。
こちらでは関西弁をしゃべるだけで「漫才みたい」と言われるので、それだけで面白さ倍増するみたいです。
そうそう!雁助さんのそのセリフがとっても大阪商人っぽいんです。
主人もそのシーンを観て「おぉ!雁助さん誰か見送ったれヨ〜」って言ってました笑
でも五代様もステキでした!実は御多分に洩れずファンになったオバちゃんです笑