母の眠っているトコロは公園墓地で、立派な大きいサクラの木がたくさんあります。
ヒトも少なくお酒でどんちゃん騒ぎする方もいないので、落ち着いてゆっくりお花見が出来るのです。
サクラの咲いている場所は公園部分、道に沿ってクルマを停めるスペースもあるので、大きなサクラの木の下にテーブルとイスを置いて用意しました。
バラ寿司を頂きながら、じぃとお花見しました。
母の分もお皿に取り分けて。見上げると八分咲きくらいでしょうか。
とてもキレイなサクラです。
お花好きだった母もそばで一緒にお花見しているよう。じぃとふたりっきりでお花見なんて初めてです。
母と三人で行ったお花見の思い出を話したり、じぃが現役の頃会社の方たちと行ったお花見の話しをしたり…久しぶりゆっくり話ができました。
帰る時、前に停めていたクルマからワタシたちがお花見していたサクラの木の場所を見て
「なかなかエエ場所でお花見しとったんやなぁ…そんなもんやな。そこにいる時はそんなにエエ場所におるってわからへんもんや。人生もそんなもんや」
と珍しく深い話をしていました。
サクラの思い出、また増えました。