金曜日に小林麻央さんの訃報…。
ブログも時々拝見していました。
母も場所は違うけど同じ病気でした。
病気がわかった時は、青天の霹靂…。
あぁ夢であってほしい!と何度思ったことでしょう。
でも大阪からこちらに両親を呼んで専門病院で闘病を始めると、この病気と闘っているヒトが多いコト、みんな悲壮感なくガンバッているコト、ワタシの知らなかった世界がそこにありました。
病院のお医者さまや看護師さん、まわりのいろんな方のお力添えで前向きにガンバるコトが出来ました。
大阪の病院で余命3ヶ月と言われていた母は、それから4年8ヶ月ガンバって孫ふたりを抱くコトが出来ました。
母も闘病だけではなく、その時間を楽しく有効に過ごすコト出来たと思います。
ただ、治療をやめて(もう出来る治療法がなくなってしまい)自宅療養をし始めてからは、どんどん病状が悪くなり最後の2ヶ月は痛みが出て、そばにいたワタシもとてもツラかった…。
病気にとらわれたくないと前向きにガンバって闘病されてた麻央さん。
年齢は違いますが、母の姿とダブるものがありました。
まだまだ、ご家族と過ごしたいお気持ちがあったでしょうに…残念です。
遺された者は、7年も経っても未だ思い出すと悲しい寂しいキモチに支配されます。
そしてウレシいコトがあると聞いてほしいナと思います。
ガンバッた時には褒めてほしいナって。
そう、こんなオバさんになっても、母に褒めてほしいのです…。
今日ある日常が明日あるかどうかわからない…そんな青天の霹靂が現実に起こっています。
被災された方のお気持ちを考えると言葉がありません。
1日も早くみなさまが落ち着く場所で寝られる夜が迎えられますように…。
毎日熊本、大分、九州にココロを寄せています。
もものコトを心配してくださって、たくさんの方からメッセージやメール、コメントを頂きました。
「病気平癒」のお守りも送って頂いて心強い!百人力です。
みなさまの優しいお気持ち、ホントうれしかったです。
ありがとうございました!
本犬、チョット元気になってきたら走ろうとしたりピョーンと跳ぼうとしたり、自覚が無さ過ぎなので困っております。
今日もへそ天で寝ておりました。
そんなユル〜い姿を見たらホッとしました。
あっという間に人間年齢はワタシを追い越してしまいました。
お互い若くないからネ〜無理は禁物です。
ももが仔犬頃、最初に出会った3歳上のシバちゃん。
昨日亡くなったと聞きました。
飼い主さんはももの好きなヒト5人のうちのひとりで、会うといつもほとんど振らないシッポをフリフリするんです。
そのシバ姉さんにもいつも警戒心なくヘラヘラして、あまりに馴れ馴れしいのでだいたいいつも喝!を入れられていました。
ももより歳上なのにいつ会っても美しいワンコで、密かにワタシは「美魔女犬だなぁ…」と見惚れておりました。
また飼い主さんと強い絆で結ばれているというコトは、よくわかりました。
いつか必ず、お別れするコトはわかっているけど…。
とても大切にしてもらって大好きなヒトと一緒にいられたから、シアワセだったに違いないけど…。
飼い主さんの気持ちを考えると、かける言葉が思い浮かばない…。
ワタシ世代は、健さんと言えば任侠映画より角川映画「野生の証明」や「南極物語」
「野生の証明」の「男はタフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」というコピーが健さんと重なります。
「ブラックレイン」もとてもステキでした。
ワタシの大好きな松田優作さんも出演されていたので、お気に入りの映画です。
以前勤めていた職場の慰安旅行で香港に行きました。
ずいぶん昔、バブルの頃です。
ホテルのロビーで同僚が「今、高倉健さんいたで」と教えてくれました。
ミーハーなワタシと後輩が「エ!ドコドコ?」とその辺をキョロキョロ探しましたが「さっき外に出て行きはったで」と聞いてワタシたちも外まで探しに行きました。
するとホテルの前の歩道に健さんを発見!
後輩と走って近づき「健さん!ファンです!握手してください!」といきなり話しかけました。
すると健さんの横にいたヒト(御付きの方でしょうか)に「あぁ〜ダメダメ、ダメだよ!」と止められました。
ダメかぁ…と諦めかけた時、健さんが振り向いて「握手?握手でイイの?握手くらいお安い御用ダヨ」と笑顔で握手してくださいました。
優しくて暖かい笑顔と柔らかい手でした。
最近、ニンニク畑でのCMを観て「健さんがCM出てる。イイ演技ダナァ」って思っていたトコなのに…。
また昭和の名優が逝ってしまわれました。
寂しいです。
白カブと赤大根イロイロ。
赤ダイコンって外が赤で中は真っ白、外も中も赤、外も中もムラサキとホントにバラエティーに富んでキレイ。
今回はラディッシュもあります。
で、昨日浅漬けを仕込みました。
一夜漬けでこんな感じ。
赤大根イロイロもキレイなまんま漬かっています。
レシピは白ごはん.comさんを参考にしました。
塩加減が大事みたいです。
ちゃんと量っていれましたヨ。(いつもは適当にしてしまいますが)
洗って切って調味料の入った袋に投入、オシマイ〜
カンタン!
主人からは「売れるナ」を頂きましたヨ。
漬物好きのワタシが思います、ホント美味しい。
サッパリしているけどうまみのあるお漬物に出来上がります。
例のごとくワタシはジッパー付きの袋に入れ、空気を抜いて漬けました。
そのほうが全体に味が馴染みます。
この他にも赤カブが見た目もキレイしオススメです。
今、カブがお安いしホント作ってみてください。
とある本で、ある漆塗師の作家さんちのワンコ、ゴールデンレトリバーの玉ちゃんの飯碗の写真をみて「ももにもこんなステキな飯碗がほしいなぁ」っていう思いが募り、無謀にも「百々の飯碗」を作ってほしいとお手紙を書いたことがはじまりでした。
でもお手紙を出した時点で、お忙しい方だし、ワンコの飯碗なんて無理だろうなぁ…と半分くらい思っていました。
だから少ししてから「いいですよ。作りますよ。ちょっと待っててください」とお返事を頂いてびっくり!小踊りしました。
でもそんなお手紙を頂いたころ、玉ちゃんが命を全うしたのだというお話を聞き、私がステキだと思った玉ちゃんの飯椀も、玉ちゃんと一緒にお山に埋めてあげたんですよ…と伺いました。
それからしばらくして、玉ちゃんちにスタンダードプードルの種ちゃんがやって来て、その種ちゃんの飯碗といっしょにもものも作ってくださいました。
種ちゃんは「遊んで!遊んで!」ってアピールする元気なワンコだったようです。
奥さまの本の出版記念の展覧会でお会いした時、種ちゃんの色んなエピソードを伺ったり、もものコトを聞いて頂いたり、楽しいワンコ話しに花を咲かせました。
なので会ったことのない種ちゃんですがとても親近感を持って、いつもももの飯碗を洗うたびに「どうしているかしら。元気かな?」って思っていました。
去年の11月、作家さんご夫妻の「犬から、いただいたもの」というブログを読んで種ちゃんの病気のコトを知りました。
病名を見て深刻な病気だということがわかりました。まだ3歳くらいなのに…。
悲しかった…。
12月の展覧会で作家さんにお目にかかった時も種ちゃんの様子を伺いました。
ももの飯碗を見るたびに種ちゃんどうしてるだろう…って思っていました。
今月のブログ「柚子のかおり」の文末に種ちゃんが亡くなったことが書かれていました。ご家族の、特に奥さまのキモチを考えると胸が締めつけられる想いです。
きっと美味しいものを食べて大好きなお母さんの側にずっといたのでしょう。
会いたかったな…種ちゃん。お空の上でもたくさん遊んでね…。