今も昔も

母の写真にクリスマスローズを飾って小学校の時に「奈良の大仏を作った理由」について習ったコトを思い出しました。
その頃、人々の争いや疫病、天災、それを鎮めるために民衆のココロのよりどころになるように作ったという理由だったと思います。
そのためにこんな大きなモン作ったんかぁ…と遠足の時に大仏さまを見上げたもんです。
いつの世も同じ不安が、人々のココロの中に影を落としているのですネ。

今日は弟1号が母のお墓まいりに行くというので、ワタシも一緒におまいりしました。
生前、母は世間が大騒ぎしているコトに動じず、ジブンの考えがキチンとある人でした。
新型インフルエンザの時は闘病中で、ワクチンを打てるかワタシがヤキモキしていたら「そんなに心配せんでも、私はもういいで。十分長生きや」と呑気に言ってました。
そんな母は、空から今をどんな風に見ているのでしょう。

コメント

コメントする

(required)

(required)

*メールアドレスが公開されることはありません。