わたしの富士山

image昨日NHK BSプレミアムで「草間彌生 わたしの富士山〜浮世絵版画への挑戦」を観ました。
草間さんが初めて「富士山」をテーマに描き、浮世絵版画の摺師さんたちが浮世絵版画に仕上げていくドキュメンタリーです。

85歳の草間さん、ご自分の作品を「イイでしょ」と何度もおっしゃってるのがとてもチャーミング。
富士山の横に描いたお日さまの顔も鼻があって、鼻の穴まであって、耳もあってチョット仏像みたいでカワイイ!(笑)
色づかいもステキです。
そしてトレードマークの無数の水玉、すごい集中力。
ずっとずっと絵を描きたい、というインタビューを聞いて描くコトへの情熱を感じました。
摺師さんたちのお仕事も素晴らしく、水玉を一つ一つ彫っていく根気とテクニックには脱帽でした。

ご興味のある方は再放送が2月8日(日)午後2時~3時29分にあるみたいです。
どんな浮世絵版画になったか観てください。

アパートの展望デッキから撮った今日の富士山。
海の向こうに見えるのです。
もちろん望遠レンズですが肉眼ではこれくらいの迫力がある感じがするのは、やっぱり日本一の山。
初夢に出てきてくれたらヨカッたのにネェ〜

“わたしの富士山” へのコメント

  1. ruriiro より:

    草間さん、もう85歳になられたのですね。

    私が最初に草間作品に出会ったのは十数年前。嫁ぎ先でのことでした。
    その後、義父がずっと昔から集めているその草間弥生という作家が、実は凄い人なのだということを知り、驚いたことが懐かしいです。

    正直、最初の印象は、どちらかというとマイナスの印象しかありませんでした。なんだか、精神が混乱しそうな絵だなあ・・・という印象だけが残り。
    でもその後、何故、これほど評価され、その勢いは衰えないのか、なんとなくわかるようになりましたよ。

    再放送、みてみます。

    • ももハハ より:

      お膝が痛いそうですが、85歳とは思えないほど若々しいですネ。
      お義父さまは草間さんがお好きなんですネ。
      奈良さんや草間さんをお持ちのお義父さま、現代の作家さんが好きだなんてお話ししてみたいです。
      でもお家に草間さんの作品はチョットインパクトありますネ笑

      富士山の絵はカワイイですヨ。
      きっとruriiroさんも気にいると思います。
      お時間あったら観てください。

  2. えり より:

    あけましておめでとうございます。
    見ましたとも!なんたって憧れの
    アダチ版画研究所の内部が見れる
    ので録画しつつ見ました。
    あの水玉をそう彫るのか!とか、
    勝手にそんな色づけして!とか
    思いましたけど女史の寛大な感想に胸打たれました。
    版画を志す者には大変勉強になった
    番組でした。
    木版画はやはり楽しいと再確認した次第です。
    個人的には黒がよかったなぁ。
    今年こそ注文されてたお待たせした作品刷ります。酷すぎ作者。w

    • ももハハ より:

      あけましておめでとうございます!
      えりさんは観てるかしら…って思ってました。

      あの擦師さんたちはスゴイ方達でした。
      でもワタシは草間さんがあの摺師さんたちと一緒にお仕事される時点でせっかくの版画なので色んな色パターンの提案はあってもよいのでは…って思っていました。
      でも親方、怒ってましたネ…。

      ワタシはピンクのがイイなぁ…って思いました。
      草間さんは黄色って言うだろうなって思ってました。
      ワタシは最初に作ったほうの黄色の富士山がほしいです笑
      でもあのお日さま、カワイイ♡

  3. えり より:

    この番組の後、これも毎週見ている
    テレ東の、美の巨人たち、という番組も歌川広重を取り上げていて、
    またアダチ版画研究所が登場。
    これは春から、ちゃんとやらなあかんで、とのお告げと受け取りました。いつからやるの?来週から。w

    • ももハハ より:

      「美の巨人」観たい時に観ています。
      広重観たかったです。
      浮世絵は広重が一番好きです。
      富士山も北斎の波からの富士山もステキですが、広重の鯉のぼりの向こうの小さい富士山が好きです。
      あの摺師さんたちがまた登場されたのですネ。
      えりさんもガンバッテくださいネ!

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