モノコト

日々のものこと

終戦記念日

image今日は終戦記念日。
戦後70年のこの節目に、もう一度日本人として戦争のコトについて知り考えないといけないナと思います。

ワタシの父方の京都の祖父は、沖縄で戦死しました。
だから会ったコトはありません。
小さい時にどんなヒトだったの?と祖母に聞くと、一人っ子だった、顔は面長だった…そんなコトくらいしか教えてくれませんでした。

戦争に行った祖父のコトは父に聞きました。
満州で足を銃で撃たれて帰国した祖父は、足がちゃんと動かないのでホントは沖縄に行かなくてもヨカッたらしいのですが、もう兵士もいなかったのでまた戦地へと赴いたらしいのです。
その頃日本軍は沖縄に零戦の基地を作るつもりだったようです。
でも終戦の5ヶ月くらい前から沖縄の地上戦が始まり、その戦いの中で祖父は戦死したんだそうです。
戦死の知らせとともに「石」が入った木箱が戻ってきただけだった…と悲しかったコトも教えてもらいました。

残された祖母と父たち4人兄妹。
食べるモノもたいへんだったという話は度々聞きました。
父は今でも、その頃食べたサツマイモ(実際はサツマイモのツルとかも食べたらしいのですが)がキライです。
一切食べません。

70年、戦争をせず平和に過ごしてこられたのです。
これからも平和な日本であり続けてほしい…いえ、そうしなければいけない。
改めてそう思います。


TOP