モノコト

日々のものこと

ふたりはふたご

枯れ木に花を咲かせとうせ〜昨日に続き、お気に入りの絵本です。
実は昨日ご紹介した絵本「じごくのそうべい」の作者 田島征彦(たじまゆきひこ)さんの双子のご兄弟田島征三(たしませいぞう)さんの「花じんま」です。
「花じんま」は「花咲じいさん」のお話ですが、全編土佐弁です。
田島さんご兄弟は大阪出身で幼少期は高知で過ごされたようです。

土佐弁と言えば、ドラマや映画で坂本龍馬と鬼龍院花子が喋っているのしか聴いたコトがありません。
どんな風に読めばイイのか…と思っていたら福音館書店さんのページに田島征三さんの語りが聴けるようになっていました。
「たまるか」とか「〜じゃき」とか読んでいるといっぱしの土佐弁が喋れてる気がしますが、高知の方が聴くと「うぅ〜ん…」ってなるのでしょうネ(笑)
シロ、おおっきい!征三さんの絵は筆遣いが力強くてダイナミック。
「ちからたろう」の絵本は特にそう思います。
買った時は知らなかったのですが、この「花じんま」の絵本は墨絵で描かれて色はPCでつけられたんですネ。
色遣いもオモシロイので気にいりました。

ちなみに「ふたりはふたご」というお二人合作の絵本があります。
もちろん出てくるのは「ゆきちゃん」「せいちゃん」高知で過ごした幼少期のお二人です。
ステキご兄弟、お二人とも大好きな絵本作家です。


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