モノコト

日々のものこと

エビのお話

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「ショクヒンギソウヒョウジ」などという舌を噛みそうなニュースがやっとひと段落しましたネ。
最初の関西のホテルのレストランのメニューから始まって、世界一お値段の高い京都老舗の料亭までまぁ〜これだけよく誤表示とか言って都合良く食材の名前を変えられるなぁとワタシなどは感心するばかり。
でもそれは、そんな高級なお店で高いお金を払って食べたり飲んだりしていないから。
お店を信じていた方々にとっては腹が立つコトかもしれません。

最近、町のスーパーマーケットで問題の「芝エビ」をよく見かけます。
九州でとれた、冷凍ではなく生の芝エビです。
昔は東京湾でよく獲れたので地名の「芝」が付いてその名前になったと書いてありましたが、今は東京湾ではなかなか獲れず九州有明海での漁で獲れた芝エビが出回っているそう。
旬は11月から春くらい、まさに今が旬。

そもそも魚や野菜には旬があって、当然芝エビだって一年中獲れるワケではないのですネ。
なのに、まるで悪者みたいに言われた「バナメイエビ」はたまったもんじゃない。
都合よく変えたヒトたちが悪いのですから…
だから今度「バナメイエビ」を見つけたら買ってみよう〜

昔から日本人は四季に寄り添って生きてきたはずなのに、だんだん離れてしまい分からなくなってきています。
忘れかけてた旬の食材ついて、もっと勉強しないといけませんネ。

何より「旬のモノ」は美味しいのです!食いしん坊としてはそれがとてもウレシい〜

もうココントコ2回食べました、芝エビの唐揚げ。
だって25匹くらい入って300円ちょっとのお値段。
洗った後に少しお酒ふって、ヒゲとって、尻尾の付け根の尖ったトコとって、殻の間から背わたとって…とめんどくさい下ごしらえがありますが、後は粉を振って揚げるだけ。
スンゴイ美味しいですヨ〜
やっぱり旬ですもんネ!

写真は昨日から咲き始めた我が家のツバキ「侘助」
お花は山茶花や椿の季節ですネ。


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