モノコト

日々のものこと

吉兆味ばなし

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この本、少し前にネットの古本屋で購入しました。

でももう何度も何度も読んだコトがあります。
図書館で見かけてから借りて読んで、借りて読んで…。
何度読んでも面白い。
もう古本ってコトは絶版なのでしょうか。
それで手元において時々読みたくて探しました。

湯木貞一さんは日本料理「吉兆」のご主人。
でもこの本は決して難しくはなく、日本料理が大切にしている四季折々の行事や旬のお料理を普通の家庭で作れるように書いてあります。
ただ料理を作るというコトだけでなく、その心意気のようなモノを教えてくれます。
船場、島之内ことば(大阪の商家のことば)で優しく語りかけてくれるようで、おじいちゃんが色んなコトを教えてくれている、そんな懐かしい気持ちがしてきます…。

古い本だけど古さを感じません。大切にしたいです。


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