散歩コースの日本庭園の小径。大きいクスノキが何本もあります。冬の寒い時期も常緑樹のクスノキは他の木々を守っているような安心感がありますね。でもこのクスノキ、春に古い葉っぱを落とし世代交代をする「春落葉」なんです。だから今の時期落ち葉がいっぱい…。
そのクスノキの足元に咲いていた白いタンポポ。お家に帰って調べたら「シロバナタンポポ」といって日本の在来種のタンポポらしく関東地方にはあまり生えていないみたい。公園は西洋タンポポばかりなのでガンバってほしいなぁ〜
小径の傍に「ヤマブキ」も咲いています。どうでもいい話ですがワタシこのヤマブキの山吹色が大好きです。
そして「ナズナ」。「ナズナ」っていうとイイ感じですが「ぺんぺん草」っていうと何だかイメージよくない気がします。でも上からみると花火みたいでとてもカワイイ。
昨日、銀座のデパートに寄ったら「おいしいニッポン」というイベントをしていました。全国各地の評判のお店が集まりとても楽しい催しです。
その中に北海道のお野菜のお店がありました。色んな種類のミニトマトとミニ野菜、アスパラなどがまるで宝石のようでした。その野菜は今日の我が家のお昼の食卓に…。三谷龍二さんの大皿にイロトリドリ、並べてみました。ミニ野菜はファームタマキさんのモノで有機栽培なので皮は剥かずにそのままで、葉っぱはオリーブオイルと塩だけで頂きました。ミニにんじんのナント甘いこと!黄色いにんじんもです。ワタシの持論、「美しいモノは美味しい。」(勝手に思っていますがホントそう思います)
ももさんもミニ大根やミニカブ、ラディッシュなど美味しそうに食べてました。ポリポリとてもイイ音してましたヨ。
そして、我が街に一番たくさんあるオオシマザクラです。花と葉っぱが同時、葉っぱは桜餅などに使うんですヨネ。新芽が開きたての葉っぱは柔らかな感じで美味しそう(笑)
前にも書きましたがサクラと言えばソメイヨシノと思っていましたので「なんで葉っぱも一緒に出てきちゃうの…」とあまりよく思っていませんでした。でも毎年毎年見るようになって花の香りや葉っぱの美しさに魅力を感じるようになりました。
満開も過ぎ花びらがハラハラ散って参りました。ももはサクラの花には関心なしですが、風で飛ぶ花びらは捕まえたくて必死。今年のサクラは気温が低くて長く待った分いろいろ楽しめたような気がします。去年の分もネ。
ありがとう、また来年!
金曜日にファーマーズテーブルさんで頂いた三谷龍二さんの木の器を使ってお昼ゴハンを作りました。真ん中の漆の角皿です。大したオカズではないですがグレードアップしているように見えてなかなかステキです。(すいません!ステキなのはお皿です笑)センスのいいお友達のお見立て、バッチリでしょう?ワタシ一人だと決断出来なかっただろうなぁ…同じオカズでも絵になります。
お友達はヤマザクラの長角皿を選択。朝のパンや晩ご飯のおばんざいを盛り付けてステキに使っていてさすがです。三谷さんの器って他の和食器、洋食器ともに調和してイイんです。ダンナさまにも気に入ってもらえたみたいでヨカッた。
今回頂いたこのお皿、ヤマザクラの素材に漆が塗ってあります。最近は漆の塗った作品を必ず出品されていますね。漆を塗ってあると三谷さんらしいノミのあとがよく見えてより美しいです。漆の作品は初めて、とてもウレシいです!
丸いお皿と味噌汁のお椀も漆の器。こちらは赤木明登さんの作品。ワタシの小さいころの漆塗りの器のイメージとは違って、モダンでクールな雰囲気が大好きです。
表は白い漆が塗ってあるそう。このコーヒー牛乳のような色が(ワタシ言ったのではなく三谷さんがそうおっしゃっていました)使い込むウチにもう少し白っぽい色に変化してくるらしいです。他の部分も木目がもう少し出てくるとのコト。やはり漆と言っても木工作家さんの器なんですね。
どんなふうに変化をするのか楽しみです。